初仕事
こんばんは!今日は本とは関係ない初仕事の話です。
初めての仕事は工場の立ち作業でした!
仕事に入るまえ、説明聞きながら印鑑を押す場面があったのですが私は朱肉で手を赤く汚してしまいティッシュで拭き取っていると上司からこれ使ってくださいとアルコールティッシュを渡されました。
わしはクレヨンで絵を描き殴って母に手を拭いてもらう子どもかよと自分にツッコミを入れ
上司からでっかい子ども、最悪の場合赤ちゃんだと思われたんじゃないかと一人不安になっております。
本人に
「私は子どもっぽかったですか?」
ときくわけにもいかないのでさっさと記憶から消し去りたいです。
書類も書き間違えたり職場の場所覚えられずに近くをうろちょろして作業時間開始の時刻に遅れたり。出だしから失敗の連続でした。
食堂はさまざまな年齢層の方がいて大学の食堂もこんな感じなのかなと通えなかった学生気分を少しだけ味わえました。
友だちがおらず一人黙々とごはんを食べる寂しさも・・・。
そんなぼっち気分はさておきみなさん初めて働いたときはどんなかんじでしたか?
私のように失敗したり恥ずかしい思いをしたりしたのでしょうか?
疲れて恥ずかしい思いをした帰りの電車は乗り間違え、乗りなおしたら運転見合わせ。
働いて初めて仕事終わりの電車の待ち時間はとても長く感じるものだと気が付きました。
疲労した状態で毎日電車に乗って帰ってる社会人すごいなと、立ってる社会人もよく見かけますが内心疲れてめっさ座りたいんだろうなと苦労が少しだけ分かった気がします。
普段賢いわけでもないが人と話すと頭の回転が遅いとすぐ相手にバレる。
注意しているのにどこか抜けている。
私の憧れる仕事のできる男はどちらに居られるのでしょうか。
今日の教訓
金欠で食堂のカレーライスしか買えるものがなく八時間水分補給なし。
しっかりエネルギー補充できるだけのお金を残しておけ。
睡眠不足は頭痛になるからやめとけ。
道に迷ったらうろちょろしないですぐ人にきけ。
背伸びとかストレッチしてると暇そうに見えるからやめとけ。
どうせやるならばれない程度に小規模にやれ。
移動都市 モータルエンジン
今日の深夜に読み終えた本の感想を書きたいと思います。
あらすじ
遥か未来のイギリスの首都、ロンドン。
文明は滅び大規模な地殻変動により一か所に定住して暮らすことができなくなり人類は都市に車輪をつけて都市ごと移動しながら資源を求め狩りをしなければならなくなった。
都市淘汰主義のもと他を食らうことを容認した都市とそれに反撥する勢力である反移動都市同盟に別れ争っていた。
移動都市、ロンドンに住むトムは史学ギルドの下っ端として雑用に明け暮れる日々を過ごしながら英雄と呼ばれる男、ヴァレンタインに憧れていた。
ある日トムは憧れの彼と一緒に作業する機会を得てロンドンの動力設備となる最下層に向かうことになった。
しかしそこに突如現れた顔に大きな傷を負った少女、ヘスターが現れトムの憧れの人物、ヴァレンタインに襲い掛かった。
トムは何とか彼を守ることができたがヘスターと一緒に外に転げ落ちてしまった。
なぜ彼女はヴァレンタインに襲い掛かったのか?
トムとヘスターの冒険がここから始まります。
文明が滅び資源も枯渇した世界を生き延びるには奪い合いながら旅をするしかない。しかしそれは人が、ではなく都市まるごと移動して旅をするというスケールの大きい内容が斬新で面白かったです。
その惹かれる世界観もさることながらどの登場人物も目的をもっていてこんな過酷な世界でも自分なりの生きる指標を持って生きていていわゆるモブキャラ、を見つけることが難しく誰もが主役になりえる人間性をもった人物が多かったです。
そんな人たちがどうして生き延びるため、という同じ目的を持っているのにこうも対立し争わなければならなかったのか。いろんな人物の視点からみて誰がどうしてこんな行動を起こしたのか、頭の中を覗いてみたくなりました。
ヘスターとトムの関係が物語が進むにつれ少しずつ変わっていくのを見るのも楽しみでついついページを捲る手が早くなってしまいました。
みんな生き残るために必死で誰が見方で誰が敵なのか、助けてくれたのは好意なのか利用するためなのか。自分だったら半信半疑になって人間不信になり最後は誰とも関係を持たず孤独死して人生を終えるだろうなと思います。
はい、今の私ですね。人間不信ではありませんけど。
もっと早くに読んでいればこのファンタジーとはまた違う冒険により近い気持ちで物語を楽しめたのかなと思います。高校生のうちに読んでおきたかったです。
それで冒険しようと思っても私がやることはせいぜい近所の散歩くらいで
規模が小さすぎて悲しくなります。
この小説は続編がまだまだあるみたいなので読もうと思います!
その時はまた感想を書こうと思います!それではまた!
推しは苦しむべし
こんばんは!昨日の続きです
本の好きなジャンルが変わったきっかけになった本は
ボカロ小説の囚人と紙飛行機を読んでからです。
5作品ありどれも心をガリガリとすり減らされるような物語です。
特に最後の青年ノーサイドの章は絶望してしばらく主人公のカイムラルペルデントのことが頭に残り何をしても気持ちが明るくなりませんでした。
特に最後の究極の選択に心をえぐられて欲しいなと思います。
読み終えてしばらくたったあと
自分の好きなキャラが苦しんで読者である私も苦しむ、推しに悲しい気持ちにさせられるってこんなに気持ちがいいのかと気づいてしまったのです。
悲しい気持ちになるのは嫌なはずなのになぜか進んで読みたくなる。
私の感性が変わった瞬間です。
これは私の主観ですがハッピーエンドの楽しい物語よりもバッドエンドの悲しい物語の方が時間がたっても思い出すだけで読んだ時と同じ気持ちになれる、つまり楽しみが長続きすると思うのです。読んでる最中は感情移入して最大限に場面を想像しながら読むので情動的になり、内容を長い間より鮮明に覚えておくことができるのです。たぶん。
私はこの囚人と紙飛行機の物語を読んでから感性が変わりましたがそれとは別に作者の考え方に感銘を受けました。
ハッピーエンドほど作中の人物にとって残酷なことはない。
例えば片思いだった少女が好きな人に告白して二人は結ばれる
はい、ここで終わり。
長年心にためていた思いを告白してやっとこれから二人の幸せな生活が始まろうとしているのにここでこの二人の物語は終わり。
目前で始まろうとしている幸せがあるのに掴むことなく幕は下りてしまうのです。
そこで作中の人物の時は止まってしまうのです。本人たちは気が付いていないかもしれません。それは果たして残酷なことなのか幸せなことなのか。
他にも私の好みが変わったきっかけはアニメのギルティクラウンやアカメが斬る!やエルフェンリートなどがありますが大本はこの小説です。
悲劇の入り口としてぜひ囚人と紙飛行機、読んでみてください!どのシリーズもきっとあなたの心をえぐってくれることでしょう。
気持ちの明るいときに読むのをおすすめします。
私は落ち込んでるときに読んで大ダメージをくらってしまったので。
本との出会い
母はよく本を読む人でしたが私は高校生になるまでその影響をあまり受けず漫画ばかり読んでいました。
しかし!転機が訪れた高校生の時
あまり良いきっかけではないのですが私が本を読み始めた理由は先輩のいやがらせでした!あまり具体的には言えませんが間単にいえば公の場で恥ずかしいことを叫ばされました。
当時の私は(もしかしたら今も)メンタルが弱く従っていましたがあとから腹が立ち
タイムLINEに愚痴や不満を投稿してしましました。当時先輩は一人も友達登録していなかったのでどこから本人に知られたのか今でも分かりません。
人の愚痴をそんな誰が見るかわからない場所に書いたことを少し反省しています。
投稿した翌日から先輩に会う度に絡まれて学校に通うことが嫌になり私は不登校になりました。
そこから私の本との出会い、生活が始まったのです!
学校に通わないあり余った時間、もうゲームはやりつくして飽きたしずっと家にいたら卒業するのに必要な出席日数が足りない。そう思い私は保健室に通いながら登校しましたがやはり暇な時間が長いのです。授業出てやることやってないくせに何が暇だ、真面目に受けてた俺らは何なの!?と思っていた友達もいたと思います笑
そんな時に先生から図書室に行って本読んで過ごしたらどう?
と言われたのが始まりです。
そこから私は図書室に通うようになりみんなが授業を受けている間ひたすら本を読んでいました。
初めに読んだ本は山田悠介さんのベイビーメールです。
結婚した夫婦に送られてくる差出人不明のメール。
行為もしていないはずなのにそのメールが届いた日からお腹の中に何かがいる。
これまでの被害者はみな内部から何かにお腹を突き破られて死んだ。しかし産まれてきたはずの赤ちゃんの痕跡はなく行方しれず。
そんな恐ろしいメールが主人公の妻に届いてしまった。
彼は妻を救うため原因をつきとめようと奔走します。
この小説が私の時間を楽しいものに変えてくれたきっかけになりました。
図書室には山田悠介さんの本がたくさんあったので読破しようと毎日毎日読んでしました。
しかし私が読破するより先に卒業式が来てしまい願いはかないませんでした。
キリンとタネのキモチというたった二冊の本を残して・・・。
それでは今日のところはここまで!読んでくださりありがとうございました!
次は私の好みが変わったきっかけを書こうと思います。
次回 推しは苦しむべし